自分に合った筆記用具、場面にふさわしいペンを選ぶのも、美しい文字を実現する第1歩です。
一番身近な筆記用具は、ボールペンですね。
最近のボールペンはインクの種類や、芯の細さ、グリップの重さ、固さなど、様々な違いがあります。
いろいろ試してみて、自分に合った、文字を書きやすいボールペンを見つけましょう!
書きにくいペン、書きやすいペンの、違いを知ることも楽しいですよ。
●油性ボールペン
郵便局や銀行でよく見かける実用的なボールペンです。耐久性に優れ、書いた文字が消えにくく、また、インクの粘度が高いためににじみが少なく、裏写りしにくいなどの利点があります。ただ、長期間おいておくとインクが固まったり、書いている途中に出すぎたインクで紙を汚してしまうことなどがあります。
●水性ボールペン
さらさらとした書き味が魅力のボールペンです。あまり力を入れなくても、濃く、はっきりとした文字が書けるのも特徴です。しかし水に濡れるとにじんでしまったり、強い筆圧で書けないので複写式の書類には向いていないという短所もあります。
●ゲルボールペン
油性ボールペンの使いやすさと、水性ボールペンの発色のよさを併せ持ったボールペンです。書き味がなめらかで、書いた後すぐに乾燥するのでにじみも少なく、はっきりとした文字が書けるのも魅力です。メーカーによって「ジェルボールペン」「ゲルインクボールペン」「ゲルインキボールペン」など呼び方がさまざまです。
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